霊堂

産業殉職者霊堂奉賛会の概要

 産業殉職者霊堂奉賛会は、霊堂の運営に協力するため、 昭和50年8月に「高尾みころも霊堂奉賛会」として活動を始め、その後、労働大臣(現厚生労働大臣)の認可を受けて「財団法人産業殉職者霊堂奉賛会」と なりました。さらに、 平成24年4月に内閣総理大臣の認定を受け、 新たに「公益財団法人産業殉職者 霊堂奉賛会」として発足し、主に慰霊敬仰事業、環境整備事業及び産業災害防止の普及・啓発事業 等の奉賛活動を積極的に行い、今日に至っております。
 今後も、慰霊の場に相応しい環境づくりや会員相互の交流、 産業災害の防止活動を進めるとともに 企業の安全活動への支援・協力などに取り組んでまいります。

奉賛会の事業

 奉賛会が行っている主な事業は次のとおりです。
産業災害根絶の誓い
産業殉職者の御霊よ安らかに
慰霊敬仰の事業
春の慰霊祭」を5月、「夏まつり」を8月、「永代供養慰霊式」を3月・9月に開催し、御霊をお慰めしております。
ご遺族はじめ関係者など多数の方々が参列されます。
毎年秋に開催される産業殉職者合祀慰霊式では窓口を設け納骨等のご相談にお応えしています。
また、産業殉職者を慰霊顕彰し、産業災害の根絶を誓うため、祭祀堂横に「慰霊顕彰碑」を建立し(平成23年)、毎年の奉安者数を刻んでいます。
 なお、令和3年産業殉職者合祀慰霊式(10月20日)に先立ち、産業殉職者慰霊顕彰碑増設の除幕式が遺族総代表、労働者健康安全機構理事長・理事並びに当奉賛会理事長によりしめやかに執り行われました。
環境整備の事業
霊苑内の環境整備・美化に努め、祭壇への供花など行っています。また、御霊をお慰めするとともに参拝されるご遺族の癒しの場となるよう苑内に全国都道府県を代表する県木を集めた「故郷の森(ふるさとのもり)」を造成しています。
ご遺族支援相談の事業

 孤立しがちなご遺族相互のつながりを強める機会づくりのため、ご遺族懇談会を開催するなど、ご遺族が相互交流し絆を深める場を提供し、支援しています。
 また、ご遺族のさまざまなご相談に応じるとともに、ご遺族に代わってご命日などに代理参拝を行うほか、会員証の利用による宿泊割引制度などを実施しております。

会員相談窓口
代理参拝
労働災害の防止に関する普及啓発の事業
労働災害防止団体、安全衛生団体等と協力して、労働災害の防止に関する普及啓発に努めています。
労働災害防止の社内研修等に協力します。
広報交流の事業
 「春の慰霊祭」、「夏まつり」での交流の他、「奉賛会会報」(毎年秋)「奉賛会ニュース」(毎年6月)の発行及びウェブサイトを活用し、奉賛会の活動を広く社会にお知らせするとともに、「会員のひろば」を設けて会員の皆様の交流を図っています。
 なお、霊堂参拝者交流促進事業として、高尾みころも霊堂に参拝される皆様に、さらなる交流促進並びに安らぎと癒しの場を提供することを目的に、霊堂管理事務所1階休憩室にて、霊堂の「写真集」と「参拝交流ノート」の展示・供覧をしております。
 ぜひご覧ください。 参拝ノート(参拝して想う)はこちらです。